「なぜあるのか」にあたる問い。
なぜ宇宙(時空間)が存在するのか?
なぜ素粒子が存在するのか?
一体何がそれらの存在を許しているのか?
理論物理学の最先端、「超弦理論」によれば、
この世の最小単位である素粒子は、10次元の方向に動く10-35mオーダーの”弦”であるという。
そしてこの弦は、ある法則に従って振動する実体のないエネルギーだという。
ここで問いが生まれる。
「なぜその法則が予め存在するのか?」
カブリ数物連携宇宙研究機構の研究によると、超弦の量子もつれ現象こそが、時空を発生させている原因だという。
ここでまた問いが生まれる。
「なぜ量子力学の法則に従って動く量子があるのか?」
何かが存在する現象自体に原因や起源はあるのか?等、深く議論をお願いしたい
そこがポイントだ。
定義できなければ無限になぜが続き答えを出せない
「どういうルールに従ってこの宇宙が動いているのか」
を探求する学問であって、
「なぜそのルールが存在するのか」
を探求する学問ではない
っていうのが正しいのかもしれないな
現在の”無”の定義ですよねー。
結局、これに落ち着く気がしなくもないのですが。
>>>11 哲学
そうだねー。
ここは宇宙に関する話題を扱うのだろうし。
でもまぁそれなら根源の宇宙の始まりについて考察するのはどうでしょうか。
無から生じたという今の宇宙観ですね。
>>7 の仰る通りなのだけれど、まぁたまにはお遊びの考察も宜しいのではないでしょうか。
>>5 の仰る通り、まずは無の定義をしないといつまでも”何故”の無限ループですよね。
この辺り、>>1はどうお考えなのかな?
始まりはすべてどうでもいい状態
何かが存在するとはどういう状態のことを言うのか?
偽の真空があるだけでも、世界が存在してると言えるのか?
「いったい何が、これらの方程式に火を吹き入れ、それによって記述されるような宇宙を作ったのか?」と。
しかし数学的宇宙仮説からすれば、火を吹き込むことなど必要ない。
なぜなら、数学的構造は、宇宙の記述ではなく、それこそが宇宙だからだ。
──マックス・テグマーク
「数学的矛盾の無いものは”すべて”存在する」っていうこと
そのうちの一つが、今ある宇宙なんだってことね。
無秩序なのですべて
無秩序なので一瞬ですべてmaxエネルギーで埋め尽くされる
行き場のないエネルギーがいろいろな要素に変化して新しい逃げ場を作って分岐していく
そして今の宇宙に
無秩序が無の本質であり、ある日突然に宇宙開闢(かいびゃく)のエネルギーを持って
様々な物質と法則、時空間を作ったということでしょうか。
確かに無秩序も宇宙の真理ではあります→エントロピーの増大。
ぬしゃよ、はいぎぃ~っぬしゃあ簡単だろ?情報は情報だけでは成立しないよ。
情報を成立させるには媒体が必要だよ。
わからなかったのかい?
はふんはふんおふんおふん。
この場合の”情報”というのは人々が思い描く
・例)”思い出”などの空虚で実態のないイメージ
ではないのですよ。
また>>31の仰る、
・例)”スマホのSDに記録された動画”
などのデータとも違うのです。
私達の宇宙は情報で満ちています。
例えば太陽は巨大な質量を有して惑星を捉え、公転させています。
この状態を引き起こしている物理法則がここでいう”情報”なのです。
超弦理論では全ての宇宙の物質はとても小さな細い紐に例えられます。
この小さな紐は常に振動していて、紐の種類で振動が異なります。
ギターで張られた弦によって音が変わるのと同じですね。
そしてこの振動や紐の消滅・生成・合成などによって、
物質だけではなく我々の知りうる時空間や法則などが
生み出されていると説明されているのです。
だから、その公理は物理的な裏付けなくて分離可能かどうかって話だよ
超紐の振動と簡単にいうが、その振動を定義するための情報区分はどこに依存してるんだ?
紐を定義するための情報は?
消滅・生成・合成とか簡単に言うが、その定義は?
その根本的な記述を支えるものは何か? って話だよ
それは超弦理論の先にある、
”弦の性質は何故あるのか?”
に当たることですね。
超弦理論はこの宇宙を説明しようと生まれたものであるので、
その弦の性質を問う事は出来ません。
そこがこの理論の終着点となっているのです。
「弦に性質が存在する」が遡れる最後なのです。
>>34はこの宇宙の成り立ちは”弦”であると説明しているだけなのです。
弦の性質が存在する
↓
弦の性質を記述する数学的抽象世界が元々あった
↓
数学的抽象世界に存在する数学的構造の存在を許す数学的構造が元々あった
頑張ればここまで遡れる
だから、それを望むのは酷だって前置きしてんだから
ただし、そこから遡れないのであるなら、情報が単独で存在しているというのは言い過ぎってだけの話
それが弦(円)だったんだよね
それ以上の複雑さを仮定しようとすればできないこともない
そうですねー。
M理論では膜という2次元で宇宙を説明していますし。
ホログラフィック理論も弦理論も、結局は情報を振動の種類に求めることで単一の記述が成立するから
元はブラックホールの情報はどこへ消えたんだ? という疑問から始まった話だけど、これは期せずして体積の状態はその表面積の振動で全て記述できるという話が出てきた
ならば、宇宙そのものの記述も宇宙の表面積の振動で同じように記述できる
マクロで見ると膜理論になるしミクロで見ると弦になる
ただ、弦理論だと弦と弦が孤立系になってしまうことが懸念されたが、それが量子もつれで接続出来ることが期待出来るとなると面白いな
>>47 でも出てきたブラックホールの情報(喪失)です。
”ブラックホールに吸い込まれた物質がバラバラに分解(分裂)されるとき、
その持っていた物質の構成情報(エネルギー)が永遠に失われる。”
という概略だったと思うのですが、なぜそうなるのでしょう…?
情報(エネルギー)はブラックホール内部で保持されていませんか?
例え重力によるものであっても分子なり原子なりが分裂させられたのなら、
その時他の物理現象と同じくエネルギーを発生させると思うのですが。
それとも重力によって分解・分裂した場合はエネルギーは発生しないと
考えなければいけないものなのでしょうか?
どうも根本から勘違いしている気がしているので、
説明出来る方がいればスレ違いかもしれませんが、
ご教授願えれば幸いです。
先に時空があって、初めて量子が存在できるはずだろ
なんで量子が先にあるんだよ
無なのになんで世界なの?
世界があるなら無とは言えない。
このBH情報喪失の問題の時、ほぼ必ず熱力学の説明もなされ、
”物質の構成情報はすなわちエネルギーであり、
そのエネルギーが失われるので熱力学に反する”
といった説明がなされています。
物質を構成するための結合エネルギーを情報とみなし、
解説されているのです。
そういう説明してるソースよろ
>物質の構成情報はすなわちエネルギーであり
とくにこれがすごい恣意的な解釈してるように見える
これは102GeV=1011eVエネルギースケールに相当する。
これより小さい距離で起こっていることに関して確かなことはなにもわかっていない。
──カブリ数物宇宙研
無だけでもいろいろな考え方があるんだから
言葉の定義とはどういった語句に対してでしょう?
具体的な例文を挙げて頂けると助かります。
一般的な語句に対しての個人的な意見による定義があった場合のことでしょうか。
例えば、無だよ
物理学での無というのは真に何も無いという状態では無く基底エネルギーだとか場だとか、そういうのは最低限あるという状態を意味するということになっている
なんかふわっとした言葉のイメージであとから、実はこういう意味ですとか多過ぎ
個人的には無の定義より有の定義のほうが難しいと思うけどな
何が存在しているのか
存在しているとはどういう状態か
この2つを定義しなきゃならない
無は何も存在しないんだから簡単
なるほど…。
ありがとうございます。
今回議論に参加させて頂いて色々と至らぬ所が自覚できました。
意見を下さった皆様、このスレを立てて下さった>>1さん、ありがとうございました。
とても楽しかったです。
また議論をしたくなったり分からない事があればこの宇宙板に
お邪魔させて頂くかもしれませんが、その時は何卒お手柔らかに。
おやすみなさい。
これを言いたいのかな?
よりミクロな領域が解明されていけば無くなるだろう概念
しかし何とも相互作用するものがない絶対的な視点から見ると
何もないのと一緒
ようは世界の本質は幻、幽霊みたいなものかもしれない
物理の世界には、ある程度まで追求していくとそのまま、あるがままを受け入れ
なければいけない「生の事実」というものがある。例えばものの位置なんかがそうで、
地球がここに有る理由を遡っていくと、最後にたどり着くのは「ただそうだから」
としか説明できない。「存在する」はただそれだけが独立した事実
つまり「存在」とはカント先生の言うア・プリオリな唯一のもので
旧約の神が「我は在りて在るものなり」といったということから神そのものなのでは・・
アプリオリ:「物事には原因がある」という観念は、実際の経験事実よりも「先立って」存在している。つまり因果律は 経験に先立っているという観念。
無も存在の1形態。
無の状態。
つまり、存在以外ありえない。
時間はない。
存在の状態の変化が時間と誤認識されている。
在る、しか選択できない。
いまだに重力すらコントロールできないとか物理学者は何やってるの?
重力は、空間の幾何的構造変化だから制御できない
力ではない
何も存在しないことになる。
絶対的に存在していると言えるものは存在しない。
万物は絶対的には幽霊のように実態がないものだと言うこと
この世は自然に可能性が妄想のようにシミュレーションされる、
無の世界と言うこと
”存在者が存在する”という驚異のなかの驚異を経験する
──ハイデガーに共感したウィトゲンシュタイン
元スレ:https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/galileo/1587009234/
コメント