https://youtu.be/kwQzpREDV84
たった1回の投与で回復…東北大が発表した「ミューズ細胞」脳梗塞患者への驚くべき可能性
文春秋山 千佳12時間前
https://bunshun.jp/articles/-/45647
脳梗塞で手足の麻痺や言語障害などの後遺症が残った場合、これまでは特効薬がなく、リハビリに望みをかけるしかなかった。そんな構図が近い将来、塗り替えられる可能性が高まってきた。「Muse(ミューズ)細胞」というヒトの細胞からつくられる製剤の脳梗塞患者を対象とした治験の結果が5月18日に発表され、たった1回の点滴投与で、その後の1年間で7割近くの患者が日常生活自立レベルまで回復し、3割強は職場復帰できるほどのめざましい回復を果たしたことが示されたのだ。
「脳梗塞でしゃべれなくなった患者さんがしゃべれるようになった、歩けるようになった、手が動くようになった……。臨床医の従来の感覚だと『そこまでは回復しないだろう』というレベルまで患者さんが良くなる。実際に目にしてきて、びっくりしましたし、『いや、すごい!』というのが率直な感想でした」
冨永悌二・東北大学病院長は記者会見で、興奮を込めて語った。冨永氏が喜びを隠さないのは、「いったん脳梗塞になって障害が残ると、患者さんはそれをハンディキャップとして生涯背負う方が非常に多い」というのが医療の常識だったからだ。
■誰もが持つ“幹細胞の一種”を製剤化
ミューズ細胞とは、さまざまな細胞に分化する幹細胞の一種だ。誰の体にも存在している自然の細胞で、出澤真理・東北大学大学院教授が2007年に発見した。臓器などの細胞に何らかの異変が起こるとシグナルをキャッチして患部に自ずと集まり、修復する性質がある。しかし、脳梗塞のような重大な疾患になると、体内にあるミューズ細胞だけでは修復が間に合わなくなる。そこで培養で増やしたミューズ細胞を投与して補充しようというのが、ミューズ細胞製剤「CL2020」による治療だ。
製剤化に取り組むのは三菱ケミカルホールディングス子会社の生命科学インスティテュート(LSII)で、治験(人を対象とした医薬品の承認を得るための臨床試験)が、複数の疾患を対象に進行している。
脳梗塞の治験は2018年から東北大学病院で行われた。対象となったのは、明らかな運動障害がある脳梗塞患者で、発症後14~28日といった基準を満たした35人。歩行や日常生活に介助が必要だったり、寝たきりや失禁状態など常に介護が必要だったりと重い障害を抱えていた。被験者たちは二つの群に分けられ、25人にはCL2020を、10人には偽薬(プラセボ)を投与する二重盲検比較試験が行われた。
その結果、CL2020を投与したグループは目覚ましい回復を見せた。投与後12週で日常生活自立レベルまで回復した割合は40%に上った(プラセボ投与群は10%)。52週(1年)では68.2%に達し、職場復帰した状態まで回復した割合も31.8%に及んだ。プラセボ投与群で職場復帰した割合はゼロだった。
回復したのは運動機能だけではない。言語障害や感覚機能なども複合的に判断する指標で見ると、投与後52週で「ほぼ正常な状態」と判断されたのは23.8%に上った。こちらもプラセボ投与群ではゼロだった。
■1年以上経っても回復が続いている
治験実施責任医師の新妻邦泰・東北大学大学院教授は、言語障害の回復についてこう話す。
「口が回りにくかった患者さんがスラスラ回るようになった事例もありますし、失語症といって言いたいことが口から出てこない患者さんも徐々にしゃべれるようになり、日常的な会話や意思伝達に困らなくなった方はある程度の数います」
さらに、治験のデータには表れない「その後」にも言及する。
「(1年間という)治験の範囲を超えますが、その後もこの治療を受けた患者さんを診ていると、さらに回復されている方がいます。驚くべき内容だと思いますが、一般的には6か月以降、回復が頭打ちになるものが、その後も良くなっているんです」
CL2020の治験を進めてきたLSIIの木曽誠一社長は、以前のインタビューでこう述べている。
「脳梗塞を患うと、歩みを奪われたり、言葉を奪われたりと、昨日とは違う自分になってしまいます。でも、それが快復して社会に戻り、日常を取り戻すことができたら、プライスレスの価値があるんじゃないかと思います」
■「この薬剤が福音になることを願っています」(略)
健常な人間に投与してみたくなるね
超人類が爆誕するとか
50歳以降の投与は凄いことになりそう。
いつまでも現役
少子高齢の日本には朗報だな
たしか札幌医大でも
幹細胞でやってたような
それは脊髄損傷の回復だな
今キレイキレイ使ってるけど
こんど買うときはミューズにするわ
ノーベル賞もんじゃね?
ほんとうだったらノーベル賞ものだけど文春以外の報道機関がスルーしてるのはそういうこと
これノーベル賞もんやないか
この後、サイエンス掲載されてノーベル賞順番待ち
の流れあるかもしれんね
あんまり煽るなよ文春
すでに脳梗塞を発症して後遺症が残って何ヶ月も経った人には効かないんだからさ
Muse細胞は傷付いた部分を再生する専門の幹細胞なので、
損傷した神経細胞が消え去ったまま傷が治ってると、どうしようもない
これから脳梗塞を発症する人にとっては福音となる素晴らしい成果なのは間違いない
>失語症といって言いたいことが口から出てこない患者さんも徐々にしゃべれるようになり
親父は脳梗塞で俺の名前も忘れてしゃべれなくなったけどリハビリ1年で
ほぼ治ったよ
これすげー気になる
元に戻るだけだよ 多分免疫の修復に使ってる
失われた記憶は戻らんけど
記憶力の回復はあるかもね
明後日くらいにアメの会社が特許押さえると予想
実用化まで落とし込めないんだよなぁ
10年くらい前にも東北大でマウスの脊損をヨウ素で回復させる実験に成功したけどそれっきりだもんな
今もいるぞ、ホントなら早くしてやれ
東大や京大にばっか科研費上げてる今のままじゃ無理ですわ
ゆっくりまったり待ってて
死ぬまで永続的に続く介護費用がいらなくなる
これ奇跡だわ
10年経っても実用化しない血液1滴で癌診断みたいに欧米の製薬会社の屑どもに潰されませんように
昔なら直ぐに亡くなってしまっていたような病気が治ったりQOLが高い状態でそこそこ生きていられるようになって医学は確かに進歩している
しかしなかなかハゲ治療の決定打ってないね、そういや
ハゲは疾患じゃなく進化
脳梗塞だけじゃないなら革命的だな。
これが本当なら脊髄損傷とかすぐ治りそうだな
すぐ治っとるよ。調べてみ。
研究費用も安いから特許も人材も全部外国にとられてまう。
根本治療として詰りやすくなってる血管をどうにかせんといかんだろうけど、脳梗塞の後遺症を治せるのは凄いな。
元スレ:https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1621715327/
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