【香川】池に車を転落 保険金目的で父親を溺死させた疑い 息子を逮捕

ことし８月、さぬき市のため池に車を転落させ保険金目的で父親を溺死させたとして、
警察が５６歳の息子を殺人の疑いで逮捕しました。
息子は容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、さぬき市大川町の無職、眞鍋和彦容疑者（５６）です。
警察の調べによりますと、ことし８月、さぬき市造田乙井のため池に、運転していた車を転落させ、
後部座席に乗っていた父親の一美さん（当時８８）を溺死させた殺人の疑いが持たれています。

当初、警察は車の転落事故として捜査していましたが、ガードレールの隙間から
道路脇のため池に転落していることや、後部座席の一美さんを救助しようとした形跡が
なかったことなど、不自然な点があったため、事件も視野に調べていました。

その後の調べで、車の運転者と同乗者などに多額の保険金がかけられていたなどから、
警察は保険金目的の殺人の疑いで２６日午後、眞鍋容疑者を逮捕しました。

警察の調べによりますと、眞鍋容疑者は「あえて車を転落させた訳ではない」
などと容疑を否認しているということです。

警察は事件のいきさつを調べることにしています。

10/26 20:40