【山梨】道志村で“人の骨”　新たに骨のようなものを2つ発見　運動靴が見つかった近くで

山梨県･道志村で見つかった人の骨について、きょう行われた捜索で、新たに骨とみられるものが２つ発見されていたことが分かった。山梨県警が、午後6時半から、記者会見を行い発表した。人の骨かどうかを調べるため、今後、司法解剖が行われる。人の骨と確認された場合、DNA鑑定が実施される見通し。

県警によると、新たに骨とみられるものが見つかったのは、これまでに運動靴などが見つかった場所の近くだという。きょう、警視庁の鑑識課員と警察犬見つけたとのこと。今回の捜索では、きのうから、骨や肉片などの臭いを嗅ぎ分ける訓練を受けている警察犬が投入されている。

県警は、あす以降、雨が予想されていることから、当面の間、骨とみられるものが見つかった現場付近を中心に捜索を続ける予定。

道志村のキャンプ場では、3年前に、当時1年生だった小倉美咲さんが行方不明になった。その後、手がかりは得られていなかったが、先月23日、キャンプ場から600メートルほど離れた沢で、子どものものとみられる骨が見つかった。しかし、この骨からはDNAは検出できず、現在、別の方法で鑑定作業が進められている。

また、付近では、美咲さんが身につけていたものと似た運動靴、靴下、長袖のハイネックが相次いで発見されている他、今月4日には、未成年のものとみられる肩甲骨も見つかった。これらの遺留品とみられるものや骨についても、現在、DNA鑑定が行われている。