【鹿児島】横断歩行者等妨害などで現行犯逮捕の女、取り調べで書類引き裂き再び現行犯逮捕

歩行者がいる横断歩道で一時停止をしなかった疑いで現行犯逮捕された女が、その事件の取り調べの際、警察署で書類を引き裂いたとして再び現行犯逮捕されました。
道路交通法違反と公用文書毀棄の現行犯で逮捕されたのは、鹿児島市の６４歳の女です。

警察によりますと女は、３日午前１０時１５分ごろ鹿児島市宇宿１丁目の市道上の交差点で普通乗用車を運転し、
横断歩道を歩行者が横断しているにも関わらず、一時停止せずに、歩行者の横断を妨害した疑いが持たれています。
歩行者にけがはありませんでした。

一般的には切符処理となることが多い事案ですが、現場に居合わせた警察官に対し女は違反事実を認めず、
身元も明かさなかったため、逃亡のおそれがあるとしてその場で逮捕されました。

さらに女はこの事件で取り調べを受けた鹿児島南警察署で、女が話した内容などが記された書類を引き裂いたとして、
再び現行犯逮捕されました。女は書類を引き裂いたことは認めていますが、横断歩道で一時停止をしなかったことは
否認しているということです。

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