バイク学生が飲酒運転の車に衝突されたうえ1km以上引きずられて死亡した事件。懲役16年。内藤健一被告（51）

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大学生が、飲酒運転の車に1km以上引きずられて死亡した事件で、殺人罪の成立を認め、懲役16年の判決。

内藤健一被告（51）は、2019年、千葉・浦安市で酒を飲んで車を運転し、大学生の梓隼輔さん（当時18）のバイクに衝突したうえ、梓さんをおよそ1.4kmに渡って引きずり、殺害するなどした罪に問われている。

5日の判決で、千葉地裁は、殺人罪の成立を認めたうえで、「飲酒運転を逃れるという身勝手な目的により、致命傷を負っていない被害者を引きずり、はかりしれない苦痛を与えた犯行は非常に残忍」として、懲役15年の求刑を上回る、懲役16年を言い渡した。